先日、膀胱炎をおこしやすい生活習慣10を取り上げましたが、今日は膀胱炎の予防策についてのお話です。真面目にお話すると、解剖学からの話になり、キチンと病院に来てね、という事になりますが、なんせ現代人の皆さんはお忙しい!膀胱炎を未然に防ぐにはどうしたらよいか、を考えてみました。
まずは、クエスチョンです!膀胱炎が多い時期はいつでしょうか?
基本的には、皆さんの免疫が落ちやすい季節の変わり目……つまり、風邪の患者さんが多い時期には膀胱炎の患者さんも多いものです。でも、それ以外にも、外来を10年以上していて実感するのは『クーラーが入りはじめる頃』です。いかに、女性の体が冷えに弱いかが伺えます。そう、薄着の若い衆!(笑)(1)体を冷やさない事。昔の人が言っている事は往々にして「なるほど」と思わされますが、これも昔の方がおっしゃっていた通り!最近では「体温を1度上げるとガンが治る」とかいう本まで出ていますが、皆さんご周知の通り、体は温めてなんぼ!です。膀胱炎以外でも、どこの科でも、基本、炎症がある時は冷やす、それ以外は「温め」をか~な~り勧められます。私自身、「冷たい飲み物は金輪際、口にしないで」とまで、整形の医師に言われた事があります。

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(2)とにかく水分を摂る。先日もお伝えした通り、腎臓で作られる尿は無菌です。「あれ、少し変な感じ……」「頻尿気味かな?」「最近寝不足……」「昨夜徹夜でシャワー浴びれなかった!」→はい、水を飲みましょう!洗い流すつもりで、トイレに行くのを面倒がらずに、こまめにトイレ通いして下さい。
と、言っても、皆さんのトイレ環境は様々。患者さんの中にも「トイレの場所が遠くて」とか「上司の席が目の前だし、忙しい職場なのでなかなか……」と言う方もいらっしゃいます。しかし、たかが膀胱炎、されど膀胱炎。排泄に関する事は、口に出しづらくもありますが、生活の質に関わる大きなポイントでもあります。
膀胱炎
を繰り返していた20代の女性は、会社が男女一緒のトイレで、トイレタイミングが難しいと悩んでいらっしゃいました。しかし、同僚と一緒に上司に相談、階によってトイレの性別を分ける事に成功したそうです。環境に問題がある方は、日常的な問題ですので、まずは周りに同じ悩みの方はいないのか探してみましょう。
なお、尿が異常に頻回で、我慢出来ずにもらす事がある方は「過活動膀胱」の可能性がありますので、近医に受診されて下さいね。
トイレ我慢
3つ目は、そりゃ当たり前と言われても、改めて言いたい事。
(3)免疫が下がらない様にする事です。
現在、世の中には、もう把握出来ないくらいの民間療法が存在します。毎日の様に、患者さんが「コレ、新聞に載ってたの」
「コレを飲んでるから大丈夫だよね?」などと相談にいらっしゃいます。ほとんどの物、どうぞ、と言います。反対はしません。かなり効果のある物なら薬になっていますが、100人に効かなくても、その方だけに効く場合もあるかもしれないですから。
しかし、人間は「免疫」という、素晴らしい武器を持っています。それを見向きもしないで、新しい物に走る方が多すぎる気がします。
先日も、どう見ても健康な女の子の肝機能が異常値でした。スマートで、お酒も飲まなくて、肝炎でもなく…理由が分かりません。ご本人も思い当たる事がなく、不安そうでしたが、、、彼女の話の中で「気になる事と言えば、夕方、足のむくみが気になりますけど、サプリ飲んでからは少しいい気がしますし……」「!!」。試しに、そのサプリを1週間止めて再検査したら、綺麗に基準値でした。ちなみに、とても有名なキチンとした会社のサプリでした。
サプリを飲むなと言ってる訳ではありません。私も1種類飲んでます。でも、飲むなら体にとって「異物」という自覚はお持ちになって下さい。もちろん病院で処方されるお薬もしかり。
自己管理をしっかりして、自分の免疫機能がキチンと働ける、睡眠・栄養・排泄・保温・適度な運動、そして心の健康!などなど、免疫にもしっかりとした環境を作ってあげなきゃ!なんです。自分がさぼってて、異物ばかり取り入れて、いざとなったら免疫に働けや!って、ブラック企業ですよ(笑)!
免疫がしっかりしていれば、菌が多少侵入しても戦ってくれます。お薬に頼ってばかりいても、免疫が楽してダメなコになってしまうかもしれません。膀胱炎に限らず、全ての外敵からアナタを守ってくれる免疫について、この機会に考えてみて下さいね。

 


/wp-content/uploads/2016/02/IMG_1743.jpg/wp-content/uploads/2016/02/IMG_1743-150x150.jpg健康情報先日、膀胱炎をおこしやすい生活習慣10を取り上げましたが、今日は膀胱炎の予防策についてのお話です。真面目にお話すると、解剖学からの話になり、キチンと病院に来てね、という事になりますが、なんせ現代人の皆さんはお忙しい!膀胱炎を未然に防ぐにはどうしたらよいか、を考えてみました。 まずは、クエスチョンです!膀胱炎が多い時期はいつでしょうか? 基本的には、皆さんの免疫が落ちやすい季節の変わり目……つまり、風邪の患者さんが多い時期には膀胱炎の患者さんも多いものです。でも、それ以外にも、外来を10年以上していて実感するのは『クーラーが入りはじめる頃』です。いかに、女性の体が冷えに弱いかが伺えます。そう、薄着の若い衆!(笑)(1)体を冷やさない事。昔の人が言っている事は往々にして「なるほど」と思わされますが、これも昔の方がおっしゃっていた通り!最近では「体温を1度上げるとガンが治る」とかいう本まで出ていますが、皆さんご周知の通り、体は温めてなんぼ!です。膀胱炎以外でも、どこの科でも、基本、炎症がある時は冷やす、それ以外は「温め」をか~な~り勧められます。私自身、「冷たい飲み物は金輪際、口にしないで」とまで、整形の医師に言われた事があります。 89.8%の病気を防ぐ上体温のすすめ 価格:1,188円(税込、送料込)     体温を1℃上げれば人生が変わる病気が治る 価格:1,234円(税込、送料込) (2)とにかく水分を摂る。先日もお伝えした通り、腎臓で作られる尿は無菌です。「あれ、少し変な感じ……」「頻尿気味かな?」「最近寝不足……」「昨夜徹夜でシャワー浴びれなかった!」→はい、水を飲みましょう!洗い流すつもりで、トイレに行くのを面倒がらずに、こまめにトイレ通いして下さい。 と、言っても、皆さんのトイレ環境は様々。患者さんの中にも「トイレの場所が遠くて」とか「上司の席が目の前だし、忙しい職場なのでなかなか……」と言う方もいらっしゃいます。しかし、たかが膀胱炎、されど膀胱炎。排泄に関する事は、口に出しづらくもありますが、生活の質に関わる大きなポイントでもあります。 膀胱炎を繰り返していた20代の女性は、会社が男女一緒のトイレで、トイレタイミングが難しいと悩んでいらっしゃいました。しかし、同僚と一緒に上司に相談、階によってトイレの性別を分ける事に成功したそうです。環境に問題がある方は、日常的な問題ですので、まずは周りに同じ悩みの方はいないのか探してみましょう。 なお、尿が異常に頻回で、我慢出来ずにもらす事がある方は「過活動膀胱」の可能性がありますので、近医に受診されて下さいね。 3つ目は、そりゃ当たり前と言われても、改めて言いたい事。(3)免疫が下がらない様にする事です。 現在、世の中には、もう把握出来ないくらいの民間療法が存在します。毎日の様に、患者さんが「コレ、新聞に載ってたの」「コレを飲んでるから大丈夫だよね?」などと相談にいらっしゃいます。ほとんどの物、どうぞ、と言います。反対はしません。かなり効果のある物なら薬になっていますが、100人に効かなくても、その方だけに効く場合もあるかもしれないですから。 しかし、人間は「免疫」という、素晴らしい武器を持っています。それを見向きもしないで、新しい物に走る方が多すぎる気がします。 先日も、どう見ても健康な女の子の肝機能が異常値でした。スマートで、お酒も飲まなくて、肝炎でもなく…理由が分かりません。ご本人も思い当たる事がなく、不安そうでしたが、、、彼女の話の中で「気になる事と言えば、夕方、足のむくみが気になりますけど、サプリ飲んでからは少しいい気がしますし……」「!!」。試しに、そのサプリを1週間止めて再検査したら、綺麗に基準値でした。ちなみに、とても有名なキチンとした会社のサプリでした。 サプリを飲むなと言ってる訳ではありません。私も1種類飲んでます。でも、飲むなら体にとって「異物」という自覚はお持ちになって下さい。もちろん病院で処方されるお薬もしかり。 自己管理をしっかりして、自分の免疫機能がキチンと働ける、睡眠・栄養・排泄・保温・適度な運動、そして心の健康!などなど、免疫にもしっかりとした環境を作ってあげなきゃ!なんです。自分がさぼってて、異物ばかり取り入れて、いざとなったら免疫に働けや!って、ブラック企業ですよ(笑)! 免疫がしっかりしていれば、菌が多少侵入しても戦ってくれます。お薬に頼ってばかりいても、免疫が楽してダメなコになってしまうかもしれません。膀胱炎に限らず、全ての外敵からアナタを守ってくれる免疫について、この機会に考えてみて下さいね。  生活や趣味、仕事に役立つ確かな情報をその道の専門家(エキスパート)が発信しています。
恵

恵 について

都内クリニック勤務の現役ナース。看護師・健康管理士だからこそ知る、世の中にあふれている健康情報をお届け。 わかりやすく、いざ困った時に思い出していただけて役に立つ記事を目指しています!

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