毎年「インフルエンザだけには罹りたくない!」と息巻いていらっしゃる方々!私の勤める病院で「え?知らなかった!」「知っていればインフルエンザに罹らなかったかも~(涙)」と患者さんに言われた事をご紹介致します。今年はいつもの冬とはちょっと違いますね。寒かったり暖かくなってみたり、体調管理が難しい冬です。流行のインフルエンザにとっても、はびこるには難しい冬になりそうだなぁ~なんて高を括っていたら、ちゃんと(?)流行するんですね。ウィルスって逞しい……。

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温度・湿度
インフルエンザを撃退するにあたり、まずは「敵を知る」と言うと大袈裟ですが……インフルエンザウィルスが好きな環境をご存じでしょうか?
私の病院では、毎年冬になり空気が乾燥し始めると、看護師たちがハンドクリームを塗り塗りしながら「今年もそろそろインフル来るね~」って話になります。つまり、空気が「乾燥」している状態がインフルエンザウィルスは飛びやすいのです。ある研究に寄ると、ウィルスにとってベストな状況だと50m飛ぶそうです。……もう同じ車両がというレベルではないですね。
湿度だけでなく、温度もウィルスが好む温度があります。元々人の体外ではあまり長く生きてはいないウィルスですが、室温が20度以上だと死滅する時間が早いそうです。お部屋を温かく加湿した状態にしましょう。
飲む!
患者さんで意外に多くいらっしゃるのがマスクを過信されていらっしゃる方。ほとんどの……といっても過言ではないと思いますが、マスクの一つの目よりウィルスの方が小さいのです。マスクで唾液などによる飛沫感染を防いだり、口腔内をマスクにより湿度を高くしておく事は、もちろんインフルエンザの予防にはなりますが、だからと言ってウィルスの侵入を完璧に防げるものではありません。

渇いた空気でのどが渇いた状態だと、もしウィルスが侵入してきた場合「ウェルカム!」と言っているようなものです。
また、気管には、ホコリやウィルスなどを外に出すために、ビロードの様に細かい毛が生えています。この毛は潤った状態でないと上手く働けません。
咳が出る方は、特に水分を沢山摂り、気道がキレイになるのを手助けしましょう。普通の風邪をひいていて、のどや気道が乾いており、体力も抵抗力が落ちた状態でインフルエンザをもらうと、重症化する事もあります。

うがいでは届かないのどの深い部分のウィルスも水分を摂る事で、胃に流されます。胃は㏗1~2の強い胃酸が居りますので、ウィルスが流れても安心して下さい、死滅しますよ(笑)。心にも体にも「潤い」はとても大切なんですね!

そして、やっぱり、うがい・手洗い!

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うがいして30分たったらもう雑菌だらけだそうです。ちなみに患者さんでイソジンの味がお好きで、イソジンのうがい薬を好まれる方がたまにいらっしゃいますが、鏡を見て「あ~~」って声を出してみて下さい。扁桃腺が膿んで白っぽい膿が付いていたり、明らかにのどが赤くなっていたりしたら、イソジンは有効ですが、日頃のうがいは水で十分です。イソジンうがいを日頃からしていると、常在菌といって貴方の粘膜を守ってくれている物まで流してしまう恐れがあります。

また、インフルエンザというと、大気中に飛んでやってくるイメージが強いと思いますが、意外にも自分の手で運ぶ事が多いそうです。インフルエンザの流行の時期は特にうがい・手洗いに励みましょう。

毎年何百人ものインフルエンザに罹った患者さんとお話ししても、当院の看護師は誰一人インフルエンザに罹った事がないので、この3点であなたも今年はしっかり予防して下さい。

また、巷には、インフルエンザ対策グッズが沢山販売されています。
上記の3点を念頭におきつつ、自分なりの防御法を編み出してみて下さいね。


/wp-content/uploads/2016/02/shared-img-thumb-PAK24_kazehiitakamoshirenai1343_TP_V-1.jpg/wp-content/uploads/2016/02/shared-img-thumb-PAK24_kazehiitakamoshirenai1343_TP_V-1-150x150.jpg健康情報毎年「インフルエンザだけには罹りたくない!」と息巻いていらっしゃる方々!私の勤める病院で「え?知らなかった!」「知っていればインフルエンザに罹らなかったかも~(涙)」と患者さんに言われた事をご紹介致します。今年はいつもの冬とはちょっと違いますね。寒かったり暖かくなってみたり、体調管理が難しい冬です。流行のインフルエンザにとっても、はびこるには難しい冬になりそうだなぁ~なんて高を括っていたら、ちゃんと(?)流行するんですね。ウィルスって逞しい……。 温度・湿度 インフルエンザを撃退するにあたり、まずは「敵を知る」と言うと大袈裟ですが……インフルエンザウィルスが好きな環境をご存じでしょうか? 私の病院では、毎年冬になり空気が乾燥し始めると、看護師たちがハンドクリームを塗り塗りしながら「今年もそろそろインフル来るね~」って話になります。つまり、空気が「乾燥」している状態がインフルエンザウィルスは飛びやすいのです。ある研究に寄ると、ウィルスにとってベストな状況だと50m飛ぶそうです。……もう同じ車両がというレベルではないですね。 湿度だけでなく、温度もウィルスが好む温度があります。元々人の体外ではあまり長く生きてはいないウィルスですが、室温が20度以上だと死滅する時間が早いそうです。お部屋を温かく加湿した状態にしましょう。 飲む! 患者さんで意外に多くいらっしゃるのがマスクを過信されていらっしゃる方。ほとんどの……といっても過言ではないと思いますが、マスクの一つの目よりウィルスの方が小さいのです。マスクで唾液などによる飛沫感染を防いだり、口腔内をマスクにより湿度を高くしておく事は、もちろんインフルエンザの予防にはなりますが、だからと言ってウィルスの侵入を完璧に防げるものではありません。 渇いた空気でのどが渇いた状態だと、もしウィルスが侵入してきた場合「ウェルカム!」と言っているようなものです。 また、気管には、ホコリやウィルスなどを外に出すために、ビロードの様に細かい毛が生えています。この毛は潤った状態でないと上手く働けません。 咳が出る方は、特に水分を沢山摂り、気道がキレイになるのを手助けしましょう。普通の風邪をひいていて、のどや気道が乾いており、体力も抵抗力が落ちた状態でインフルエンザをもらうと、重症化する事もあります。 うがいでは届かないのどの深い部分のウィルスも水分を摂る事で、胃に流されます。胃は㏗1~2の強い胃酸が居りますので、ウィルスが流れても安心して下さい、死滅しますよ(笑)。心にも体にも「潤い」はとても大切なんですね! そして、やっぱり、うがい・手洗い! うがいして30分たったらもう雑菌だらけだそうです。ちなみに患者さんでイソジンの味がお好きで、イソジンのうがい薬を好まれる方がたまにいらっしゃいますが、鏡を見て「あ~~」って声を出してみて下さい。扁桃腺が膿んで白っぽい膿が付いていたり、明らかにのどが赤くなっていたりしたら、イソジンは有効ですが、日頃のうがいは水で十分です。イソジンうがいを日頃からしていると、常在菌といって貴方の粘膜を守ってくれている物まで流してしまう恐れがあります。 また、インフルエンザというと、大気中に飛んでやってくるイメージが強いと思いますが、意外にも自分の手で運ぶ事が多いそうです。インフルエンザの流行の時期は特にうがい・手洗いに励みましょう。 毎年何百人ものインフルエンザに罹った患者さんとお話ししても、当院の看護師は誰一人インフルエンザに罹った事がないので、この3点であなたも今年はしっかり予防して下さい。 また、巷には、インフルエンザ対策グッズが沢山販売されています。 上記の3点を念頭におきつつ、自分なりの防御法を編み出してみて下さいね。 大幸薬品 クレベリンG 150g(業務用)|空気除菌 風邪予防 インフルエンザ対策 ノロウイル… 価格:1,400円(税込、送料別)生活や趣味、仕事に役立つ確かな情報をその道の専門家(エキスパート)が発信しています。
恵

恵 について

都内クリニック勤務の現役ナース。看護師・健康管理士だからこそ知る、世の中にあふれている健康情報をお届け。 わかりやすく、いざ困った時に思い出していただけて役に立つ記事を目指しています!

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